「ChatGPTを使い始めたけど、なんだか思ったような答えが返ってこない…」と感じていませんか?
ChatGPTの性能を最大限に引き出すには、いくつかのコツが必要です。それがAIへの指示の出し方、つまりプロンプトの書き方です。
この記事では、ChatGPT初心者の方に向けて、AIから「これこれ!」という回答を引き出すためのプロンプトの書き方を、基本の原則から分かりやすく解説します。
コピペしてすぐに使える便利なテンプレートや、仕事の場面で役立つ具体的な例文も紹介します。
今日からChatGPTを優秀なアシスタントとして、思い通りに使いこなせるようになりますよ。
1. ChatGPTのプロンプトとは質の高い指示書

プロンプトとは何でしょうか。プロンプトの意味を理解するとChatGPTをうまく使えます。
ChatGPTを使いこなす上で、理解しておきたいのが「プロンプト」という言葉です。
プロンプトとは、私たちがChatGPTのようなAIに対して入力する「具体的なお願いごと」や「質問」を指します。AIから質の高い回答を引き出すための「指示書」と考えると分かりやすいです。
AIは人間のように空気を読んだり、曖昧な意図を察したりできません。
あくまで与えられた指示、つまりプロンプトに忠実に答えようとします。プロンプトの質が、AIが生み出す回答の質を左右するのです。
実際に、ソフトバンクが公開しているAI用語集でも「AIから適切な応答を得るには明確で具体的なプロンプトが必要」と説明されています。
たとえば、優秀な料理人に「何かおいしいものを作って」と漠然と頼んだ場合、どのような料理が出てくるかは予測できません。
「豚肉と玉ねぎを使って、15分以内に作れるご飯に合う和食を作って」と具体的に指示すれば、期待通りの料理が出てくるでしょう。
ChatGPTとの対話も、ほしい結論を生成させるには具体的に指示する必要があります。
2. 正しいプロンプトの書き方が重要な理由

プロンプトの書き方が重要なのは、ChatGPTを単なるおしゃべり相手から「優秀なアシスタント」に変え、時間と労力を大幅に節約してくれるからです。
もしプロンプトが曖昧だと、AIからの回答も「期待していたものと違う…」と的外れな内容になりがちです。そのたびに何度も指示をやり直すのは、とても大変ですね。
質の高いプロンプトを作成できれば、ChatGPTが持つ能力を最大限に引き出し、一度で「これこそが欲しかった内容だ!」という回答が得られます。
新しい企画のアイデア出しで良いプロンプトを使えば、企画書のたたき台が一瞬で完成します。
悪いプロンプトでは的外れな回答ばかりが返ってきます。
結局AIを使わずに自分でゼロから考える、といったことになりかねません。
上手なプロンプトは、作業の効率を劇的に変える力を持っています。
3. ChatGPTの回答の質が劇的に変わる!プロンプト書き方4つの基本原則

回答の質が向上する重要な4つのプロンプトの基本原則があります。
- 役割を与える
- 具体的かつ明確に指示する
- 参考情報や文脈を伝える
- 出力形式を指定する
1. 役割を与える
ChatGPTに何かをお願いする時、まず試してほしいのが「役割を与える」という方法です。
プロンプトの冒頭で「あなたは〇〇です」とAIに特定の役割を指示するだけで、回答の専門性と質が大きく向上します。
役割を与えられたAIは、専門家の視点や知識、さらには口調までを真似て、回答を生成するからです。
役割を与えると回答の視点やトーンが明確になり、文脈に合った精度の高いアウトプットが期待できます。
ただ「この文章を直してください」とお願いするだけでは、どのような観点で修正すれば良いかAIは判断に迷います。
「あなたはプロの編集者です。以下の文章を、20代の読者の心に響くようなキャッチーな表現に修正してください」と指示すれば、AIは編集者になりきってターゲット読者を強く意識した具体的な修正案を出してくれます。
2. 具体的かつ明確に指示する
AIは、人間が何を考えているかを推測できません。
指示はできる限り具体的かつ明確に伝えることが、良い回答を得るための鉄則です。
ビジネスでよく使われる「5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)」を意識すると、指示が具体的になります。
指示が具体的であればあるほど、AIは意図を正確に理解し期待通りの回答が可能です。
OpenAIの公式ガイドラインでも、良い回答を得るためのコツとして紹介されています。
たとえば、「日本の経済について教えて」というプロンプトは、あまりにも漠然としているため、AIは何をどこまで答えれば良いか分からず、内容が薄い回答になりがちです。
「日本の2020年代の経済について、円安がもたらすメリットとデメリットを、それぞれ3つずつ、箇条書きで簡潔に説明してください」と指示すれば、求める情報を的確な形で整理してくれます。
3. 参考情報や文脈を伝える
回答の精度をさらに高めたい場合、AIに判断材料となる「参考情報」や「文脈」を一緒に与えることが非常に効果的です。
AIにゼロから全てを推測させるのではなく、必要な前提知識を提供しておきましょう。
AIに判断材料を与えることで、AIが事実と異なる情報を生成したり、見当違いの回答を返したりするリスクを減らすことができます。
状況に応じた、より的確な回答を引き出すことが可能です。
たとえば、「以下の会議の議事録を読み、決定事項を3つのポイントにまとめてください」と指示した上で、プロンプトに議事録のテキストそのものを貼り付けます。
このようにすれば、AIは与えられた情報だけをもとに、正確かつ効率的にタスクを実行できるでしょう。
4. 出力形式を指定する
ChatGPTからの回答を、どのような形(フォーマット)で出力してほしいかあらかじめ指定するのは重要です。
出力形式を決めておくことで、回答を受け取った後の編集作業がとても楽になります。
AIは、私たちが日常で使うような文章形式だけでなく、箇条書き、表、プログラムコード、JSON形式など、幅広いフォーマットに柔軟に対応しています。
事前に形式を指定しておけば、AIが生成した回答を修正したり、表計算ソフトへ転記したりする手間を大きく減らせるでしょう。
そのままコピーして、企画書やレポートに貼り付けて活用することも可能です。
具体的には、以下のように指示します。
「メリットとデメリットを表形式で比較してください」
「ブログ記事の構成案を、見出し(h2, h3)を使ったマークダウン形式で作成してください」
「作業の手順を番号付きリストで示してください」
4.【コピペOK】ChatGPT初心者でもすぐ使える!有名なプロンプトテンプレート3つ

プロンプトには、すぐに使える型(テンプレート)がいくつかあり、真似るだけでAIに明確な指示を出しやすくなります。代表的なテンプレートを3つ紹介します。
- 深津式プロンプト
- ReActプロンプト
- ゴールシークプロンプト
1. まずはコレだけ覚えよう!万能な「深津式プロンプト」
基本原則を理解したら、次にテンプレートの活用がおすすめです。
日本で最も有名で汎用性の高いテンプレートの一つが、note株式会社CXO・深津貴之氏が考案した「深津式プロンプト」です。
この型に沿って書くだけで、誰でもAIに明確な指示を出せるようになるでしょう。
深津式プロンプトが優れているのは、AIに伝えたい情報を整理して構造的に表現できる点にあります。
「何をすべきか(命令)」「どんなルールを守るべきか(制約条件)」といった内容を項目ごとに分けて示すと、AIが指示を誤解する可能性を大きく減らせるのです。
以下の例文をコピーし、自分の目的に合わせてアレンジしてみてください。
例:文章の要約をお願いする場合
# 命令書: あなたはプロの編集者です。以下の制約条件と入力文をもとに、最高の要約を出力してください。
# 制約条件:
・文字数は300字以内。
・最も重要なキーワードを3つ含めてください。
・小学生にも理解できるように、平易な言葉で記述してください。
# 入力文: 【ここに要約したい文章を貼り付ける】
# 出力文:
2.複雑なタスクで役立つ「ReActプロンプト」
複雑な問題に取り組む際に役立つ応用的な考え方として、「ReActプロンプト」があります。
ReActプロンプトはGoogleの研究者が提唱したもので、AIに「思考(Reason)→行動(Act)→観察」という一連の流れを踏ませることで、回答の精度と信頼性を高める方法です。
AIが結論に至るまでの「考え方の流れ」を文章として示してくれますので、AIがなぜその回答に至ったのかを理解しやすくなります。
AI自身が途中で間違いに気づき、考えを修正しながらより正確な答えを導き出す動きも確認できます。
たとえば、「日本の現在の総理大臣の出身大学は?」という少し複雑な質問に対して、AIが内部で
思考:まず、現在の日本の総理大臣は誰かを特定する必要がある。
行動:検索する。観察:岸田文雄だと分かった。
思考:次に、岸田文雄の出身大学を調べる必要がある…
といったように、一つずつ手順を踏んで答えにたどり着くイメージです。
この考え方を応用し、プロンプトの最後に「ステップバイステップで考えてください」と1言加えるだけでも、AIが思考の流れを丁寧に出力し、回答の精度が向上することが知られています。
3.目的に自動で近づく「ゴールシークプロンプト」
日本で考案・紹介されたのが「ゴールシークプロンプト」です。
考案者である林駿甫氏の名前から、「シュンスケ式プロンプト」とも呼ばれます。
最終的な「ゴール」だけをAIに伝え、そこから逆算して必要な手順や計画をAI自身に考えさせる対話型の手法といえるでしょう。
ゴールシークプロンプトが特に威力を発揮するのは、「目標はあるけれど、具体的に何をすれば良いか分からない」という曖昧な状態のときです。
ゴールさえ設定すれば、AIがまるでコーチのように質問を投げかけながら、タスクを細かく分解し、計画立案をサポートしてくれます。
たとえば、「3ヶ月でSNSのフォロワーを1万人増やしたい」というゴールをAIに伝えるとしましょう。
するとAIは、「素晴らしい目標ですね!まず、いくつか質問させてください。現在のアカウントの状況は?ターゲット層は決まっていますか?」といったように対話を進めていきます。
私たちの回答を基に、具体的な週ごとの行動計画を一緒に作り上げてくれます。
5. 今日から仕事で使えるChatGPTプロンプト例文10選

仕事で使えるChatGPTのプロンプトの例文を10個紹介します。
コピー&ペーストで使ってください。
- 丁寧なビジネスメールを書いてもらう
- 長い会議の議事録やWeb記事をまとめてもらう
- 企画会議やブログのネタを出してもらう
- 魅力的なSNS投稿文を作ってもらう
- 競合サービスの強み・弱みを分析してもらう
- 発表の構成案を考えてもらう
- 商品の魅力を伝える広告文を考えてもらう
- 難しい専門用語を小学生でもわかるように解説してもらう
- 作成した文章の誤字脱字や不自然な表現を直してもらう
- 面接対策のための志望動機を深掘りしてもらう
1.丁寧なビジネスメールを書いてもらう
ChatGPTを使えば、状況と伝えたい要点を指示するだけで、適切なトーンのビジネスメールを瞬時に作成できます。
メールの文章を考える時間を大幅に削減できるため、本来の業務により専念することが可能です。
実際に、多くのビジネスパーソンが日々のメール作成にChatGPTを取り入れています。
あなたは営業部の社員です。
取引先の山田様へ、来週の火曜日の午後2時に、新商品のご提案で伺いたいというアポイントの依頼メールを作成してください。丁寧かつ簡潔な文章でお願いします。
2.長い会議の議事録やWeb記事をまとめてもらう
長い文章の要約は、ChatGPTが最も得意とする作業の一つです。
会議の議事録や調査レポートなどの長文テキストを入力し、要点や結論だけを抜き出すように指示できます。
情報収集や内容を把握するためにかかっていた時間を劇的に短縮でき、多くの企業で業務効率化に活用されています。
以下の会議議事録を読み、決定事項と、今後のToDoリストをそれぞれ箇条書きでまとめてください。
【ここに議事録のテキストを貼り付け】
3.企画会議やブログのネタを出してもらう
新しい企画やブログのネタ出しに行き詰まった時、ChatGPTは心強い壁打ち相手となるでしょう。
考えたいテーマやいくつかのキーワードを入力するだけで、多様な切り口のアイデアを網羅的に提示してくれます。
1人で考えるだけでは思いつかないような、独創的な発想の広がりを得られるでしょう。
あなたはマーケティングの専門家です。
20代女性向けの新しいスキンケア商品のプロモーション企画案を、斬新な切り口で10個提案してください。
4.魅力的なSNS投稿文を作ってもらう
SNSの投稿文作成もChatGPTの得意分野です。
紹介したい商品やテーマ、ターゲットとする読者層を伝えることで、エンゲージメント(読者の反応)を高める投稿文と、関連するハッシュタグを自動で生成できます。
SNSの運用にかかる手間を減らし、効果的な投稿を継続しやすくなるため、SNSマーケティングで広く活用されています。
あなたはSNSマーケティングのプロです。
カフェの新メニュー「贅沢いちごパフェ」について、インスタグラムで投稿します。
ターゲットは20代女性です。
写真が映えるような、ワクワクするキャプションと、効果的なハッシュタグを5つ考えてください。
5.競合サービスの強み・弱みを分析してもらう
ChatGPTに競合するサービス名やWebサイトの情報を提供し、特定の観点で分析も可能です。
簡易的な競合分析を短時間で行えるため、自社の戦略を立てる上で役立ちます。
注意点としてChatGPTが持っている知識は少し前の情報で止まっていることがあるため、特に料金プランなどの最新情報は、必ず公式の情報で再確認することが大切です。
あなたは経営コンサルタントです。
競合サービスである「A社」と「B社」について、料金プラン、主な機能、ターゲット顧客の観点から比較する表を作成し、それぞれの強みと弱みを考察してください。
6.発表の構成案を考えてもらう
プレゼンテーションの構成案作成も、ChatGPTに任せられます。
発表のテーマ、聞き手、時間を伝えるだけで、聞き手を惹きつける説得力のある骨子を作成してくれます。
構成を考える時間を短縮できるため、その分の時間をスライド作成や発表の練習に充てられ、資料作成の効率化に非常に有効です。
テーマ:「業務効率化のためのChatGPT活用法」、対象:社内の営業部門、時間:15分。
この条件で、聞き手の興味を引くプレゼンの構成案を、導入・本論・結論に分けて作成してください。
7.商品の魅力を伝える広告文を考えてもらう
商品のキャッチコピー作成は、ChatGPTの創造性が光る使い方の一つです。
商品の特徴やターゲット層を伝えることで、多様なパターンのキャッチコピーを大量に生成できます。
人間だけでは思いつかないような新しい表現や切り口のアイデアを得られるので、広告やマーケティングの分野で重宝されています。
あなたは一流のコピーライターです。
特徴:「オーガニック素材のみを使用した、敏感肌向けのハンドクリーム」、ターゲット:「30代の働く女性」。この商品の魅力が伝わるキャッチコピーを20個提案してください。
8.難しい専門用語を小学生でもわかるように解説してもらう
ChatGPTは、難しい専門用語や概念を、指定した知識レベルの相手に合わせて分かりやすく説明することも得意です。
複雑な情報を理解するうえで頼れる存在となり、知識の定着を後押ししてくれます。
新しい分野を学ぶ際の入門ツールとして活用するのも効果的でしょう
「ブロックチェーン」の技術について、たとえ話を交えながら、小学5年生にも理解できるように説明してください。
では、小学5年生にもわかるよう、たとえ話を交えながら「ブロックチェーン」の技術を説明します。
たとえ話:お絵かき帳をみんなで書き写すゲーム
想像してみてください。あなたと友だちが 同じお絵かき帳 を持っています。ただし、どのページにも、みんなで記録した「出来事」が書かれていきます。
- たとえば、「太郎くんがりんごを2個持っている」「花子さんが本を1冊貸した」などの “出来事” を書くルールです。
- 誰かが新しい出来事を書こうとしたら、まずみんなに見せて、「これをこのページに書いていい?」と確認してもらいます。
- みんなが「いいね、それで正しい!」と同意したら、その出来事をそのページに書き込みます。
- そして書き終わったら、そのページごと 切り取って糊で本に貼る。するとそのページはもう書き直せなくなります(消したり、内容を変えたりできないようにする)。
このお絵かき帳を、みんながそれぞれ 同じ内容を持っている(写している) のがポイントです。
- だから一人が勝手にページを変えようとしても、他のみんなのページと違ってしまってすぐバレます。
- また、出来事を書くにはみんなの同意が必要なので、不正をしにくい。
ブロックチェーンは、この「みんなで同じ帳を持って、書きたい内容をみんなの承認のもとで書き込み、書いた後は消せないようにする仕組み」に似ています。
ブロックチェーンとは何か(やさしい説明)
上のたとえを現実の技術に置き換えると、ブロックチェーンは次のようなものです。
たとえのお絵かき帳 ブロックチェーンの対応 みんなが持っている帳(写し) ネットワークに参加するたくさんのコンピュータ(ノード)が持っている「台帳(データ記録)」 出来事を新しく書く 新しい取引やデータを追加する みんなの同意を得る 一定のルール(コンセンサス・仕組み)にのっとって取引を検証・承認する そのページを切って貼る(書き直せないようにする) 一度ブロック(複数の記録をまとめた単位)がつながると、あとで過去の記録を変えることが非常に難しくなる(不変性) キーワードもかんたんに説明します
- ブロック(Block):出来事のかたまり。たとえば “誰が何をした” という記録を一定数まとめたもの。
- チェーン(Chain):そのブロック同士を順番につなげた鎖のようなもの。順番が大事。
- 分散化(Decentralized):1つの場所(銀行やサーバー)で管理するのではなく、たくさんのコンピュータがそれぞれ同じ記録を持つこと。
- コンセンサス(Consensus、合意):みんなのコンピュータが「この新しい取引は正しいか」を確認して合意する仕組み。
- 不変性(Immutable):一度記録されたら簡単には書き換えられない性質。
これらの性質により、ブロックチェーンは「改ざんされにくい信頼できる記録」を作ることを目指した技術です。 (Investopedia)
もう少し進んだ例:おつかい帳の例
もう少し身近な例で考えてみましょう。
あなたが街へおつかいに行って、友だちからお金をもらって何かを買う、という記録をつけるとします。
- あなたは「100 円もらった」「ジュースを買った(50 円使った)」という記録を書く。
- その記録を、その日の終わりに “みんなで確認” する。
- もし誰かが「いいかげんな記録」を書こうとしても、他の人たちの帳と合わなければ受け付けられない。
- 書き終えた日記ページ(ブロック)は固定して、後から書き直せないようにする。
こういうしくみで取引・記録を重ねていくのが、ブロックチェーンの基本的な考え方です。
ブロックチェーンの強み・注意点
強み(メリット)
- 改ざんされにくい:一部の人が記録を変えても、他のみんなの記録と合わないからすぐバレる。
- 信頼できる第三者がいらない仕組み:銀行や管理者を通さず、ネットワークの仕組みを使って信頼を作れる。
- 透明性:誰でも記録を見られるようにできるので、隠しごとがしにくい。
注意点・限界
- 処理が遅い/コストが高い:多数のコンピュータで合意を取るため、時間や計算力がかかる。
- プライバシーとの兼ね合い:記録がみんなに見えることで、個人情報をどう守るかが問題になる。
- ルールがすべて正しく設計されていないと、セキュリティの穴が出ることもある。
9.作成した文章の誤字脱字や不自然な表現を直してもらう
自分で作成した文章の品質を手軽に高めたい時、ChatGPTは心強い校正パートナーとなるでしょう。
テキストを入力し、誤字脱字や文法的な誤り、不自然な言い回しなどをチェック・修正するように指示できます。
単なる誤字チェックツールとは異なり、文脈を踏まえてより自然な表現へと導く提案をしてくれるのが魅力です。
以下のビジネスメールの文章を校正し、より丁寧で自然な表現に修正してください。修正が必要な箇所を具体的に指摘してください。
【ここに校正したい文章を貼り付け】
10.面接対策のための志望動機を深掘りしてもらう
就職や転職活動における自己分析の場面でも、ChatGPTは心強いパートナーとなるでしょう。
自身の経験や企業の情報を伝えることで、面接官に響く志望動機を一緒に練り上げたり、思考を深めるための質問を投げかけてくれます。
客観的な視点からの問いかけは、自分自身の強みや考えを整理する上で大いに役立ちます。
私はA業界での3年間の営業経験があります。貴社の「挑戦を歓迎する」という社風に惹かれました。
この情報を基に、採用担当者の心に響く志望動機を作成するための、私自身が深掘りすべき点を質問形式で5つ挙げてください。
6. プロンプト作りに行き詰まったらAIに考えてもらおう

もしプロンプトの作り方に行き詰まってしまったら、効果的な裏技があります。
ChatGPT自身に「目的を達成するためには、どのようなプロンプトを書けばよいか?」と直接質問してしまう方法です。
AIは、どのような指示を与えられれば効果的に動けるかを自己理解しているのです。
達成したい目的を伝えることで、AI自身が最適な「指示の出し方」そのものを教えてくれます。
「AIにベストな方法を尋ねてから、その方法で実行させる」という、使い方です。
たとえば、次のようにAIに尋ねてください。
「ChatGPTで、効果的なSNS投稿文を作成したいです。その目的を達成するために、私があなた(ChatGPT)に与えるべき、優れたプロンプトの例を3つ提案してください」
このように尋ねることで、質の高いプロンプトのアイデアを得ることができ、作業のヒントになります。
ChatGPTを使いこなすキーはプロンプトの書き方

ChatGPTの性能を最大限に引き出すための最も重要なキーは、プロンプトの書き方です。
AIを使いこなせるかどうかは、プロンプト次第と言っても過言ではありません。
紹介した「4つの基本原則」と、すぐに使える「テンプレート」を実践すると、ChatGPT初心者の方でも、AIをまるで「優秀なアシスタント」のように効果的に活用できるようになります。
| プロンプトの4大原則 | ・役割を与える ・具体的に指示する ・参考情報を伝える ・形式を指定する |
| テンプレートの活用 | まずは「深津式プロンプト」の型を真似てみるのがおすすめ |
| 実践あるのみ | 仕事で使える10個の例文を参考に、まずはコピー&ペーストから試してみる |
難しく考えず、この記事で紹介したシーン別の例文をコピー&ペーストして、AIとの対話を試してみてください。
AIと対話を重ねる中で、きっとその面白さと便利さを実感できるはずです。

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